タイ民間企業がモデルナ製ワクチン購入へ　今年第３四半期以降

タイ証券取引所（SET）上場企業のトンブリ・ヘルスケアグループ社（THG）はタイ国内で新型コロナワクチンが不足していることから政府医薬品機構（GPO）を通じて今年第３ないし第４四半期にモデルナ製ワクチン500万回分を輸入する予定だ。同社によれば、1000万回分の取得を目指しているが、まず500万回分を入手したい考えでおり、GPOから１、２か月のうちに輸入の同意が得られる見通しという。

なお、日本の外務省は６月15日、台湾に続きベトナム、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアにもアストラゼネカのワクチンを提供すると発表しており、タイには７月上旬にワクチンが届けられる予定。