初回と2回目で異なるワクチン接種 数カ月のうちに研究結果判明
国立チュラロンコン大学ウイルス学研究所のヨン所長によれば、同研究所では1回目と2回目に異なるメーカーの新型コロナワクチンを接種した場合のワクチンの有効性の変化に関する研究を進めているが、その結果は数カ月のうちに明らかになる見通しという。
タイでは中国シノバック製と英アストラゼネカ製のワクチンのどちらか一方が間隔をおいて2回接種されているが、ヨン所長によれば、同じ人にこれら2種類のワクチンを1回ずつ接種することで感染・発症・重症化防止の有効性がアップする可能性があるという。
同所長は、「今のところ研究室での試験では非常に満足できる結果が出ている。だが、副反応がいまだに非常に心配」と話している。