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国家ワクチン委 アストラゼネカ製ワクチンに輸出枠設定へ

サイアム・バイオサイエンス社がタイ国内でライセンス生産しているアストラゼネカの新型コロナワクチンについて、国家ワクチン委員会(NVC)は7月14日の会議で、輸出枠を設定することに大筋で合意した。これは、タイ国内でアストラゼネカ製ワクチンの供給を増やしてほしいとする要望が強いことに応えたもので、実質的な輸出規制との指摘もある。

この件については、国立ワクチン研究所(NVI)と疾病対策局が詳しい検討を行い、その結果を次回の会議で報告することになっている。NVI幹部は、「国内で生産したアストラゼネカ製ワクチンの輸出を全面的に禁止することも可能。だが、そうすれば、(ワクチンを必要としている)近隣国などを傷つけることになる」としている。

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