民間病院グループがファイザー製ワクチン購入契約締結へ
バンコク、東北部、東部、南部に病院などを擁するトンブリ・ヘルスケアグループ(THG)のブン会長は7月15日、ドイツのビオンテック社との間で同社から2000万回分のファイザー製新型コロナワクチンを輸入するための契約を交わす予定であることを明らかにした。
この件については先に外国の通信社が、「ビオンテック社もファイザー社もTHGとの間で話し合いを進めている事実はないと説明」と配信していたが、これについてブン会長は、「ビオンテック社は契約が交わされる前に契約内容を明らかにできないため、(THG)と交渉していることを否定したのだろう。交渉中であることを明らかにした責任は私がとるが、これについては国益にかなうことであり、気にしていない」と述べた。
なお、一般に「ファイザー社製mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」と呼ばれているのは、同社とドイツのビオンテック社が共同開発したもの。