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著名医師がシノバック製ワクチンの輸入停止を要求

タイで最も長い歴史を持ち、最も規模の大きい医療機関であるシリラート病院に勤務するプラシット医師がこのほど、政府に対し、新型コロナウイルスのデルタ株(インド株)の感染拡大を抑制するには有効性が十分ではないとして、中国シノバック製ワクチンの輸入を停止するよう要請した。

同病院医学部の学部長を務めるプラシット医師によれば、シノバックのワンチンはこれを広く接種している国々でワクチンの有効性が疑われる状況となっていることから、タイでも方針を転換してファイザー製ワクチンなどを接種するのがよいという。

中国が国内で開発され、大規模接種に用いている新型コロナワクチンは7種類あり、そのうちシノバック製ワクチンを含む5種類は不活化ワクチン。この不活化ワクチンはファイザー製ワクチンなどより有効性が劣るとされているが、デルタ株についてはさらに有効性が低いことが報告されているという。

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