バンコク都庁 僧侶など寺関係者へのワクチン接種を開始
バンコク都庁は7月30日、僧侶や寺のスタッフへの新型コロナワクチン接種を開始した。同日、僧侶577人とスタッフ309人が接種を受けた。
バンコク都庁の説明によれば、新型コロナの感染拡大で死亡者が増加し、寺で執り行われる葬儀の件数が増加しているため、寺での感染リスクが高まっているという。このため、都庁ではバンコク都内の221の仏教寺院の僧侶とスタッフ全員にワクチンを接種することにした。アサウィン・バンコク都知事によれば、これ以外の寺院については、接種を希望する場合は国家仏教事務所にその旨を伝えてほしいとのことだ。