恩赦を受けた新型コロナ感染者は回復した後に釈放
7月28日のワチラロンコン国王陛下の誕生日にちなみ受刑者20万人以上が恩赦で減刑されることになったが、ソムサク法相は、刑期短縮で釈放となる受刑者で新型コロナに感染している者は、治療を受け回復が確認されてから出所が許可されると説明した。
タイでは現在、新型コロナの感染第3波で感染が急拡大しているが、以前から過密が問題となっている刑務所でも新型コロナが蔓延しており、恩赦による大量の受刑者釈放が感染拡大の悪化を招くのではないかと懸念する声が出ていた。矯正局によれば、今回の恩赦で釈放される受刑者は約3万5000人にのぼる。