マスコミのゴム弾発射の差し止め請求を裁判所が却下
記者とカメラマンから治安部隊が反政府デモなどを制圧するためにゴム弾を発射するのを一時的に禁止するよう求める請求が出ていたが、民事裁判所はこのほど、これを却下した。この記者とカメラマンはバンコクで7月18日に反政府デモを取材中に警官隊が警告なしにデモ隊にゴム弾を発射したことで負傷したことから、ゴム弾使用を一時的に禁止するよう求めたものという。なお、大型の動物の撃退や暴動鎮圧などに用いられるゴム弾は銃撃対象を殺傷することを目的としたものではないが、至近距離で被弾した場合は大きな衝撃があり、当たり場所によっては死傷することもあるという。