保健当局が新型コロナの抗原検査キット購入を延期 精度に疑問
政府製薬公社(GPO)のトップであるキアティプーム保健事務次官によれば、GPOはラチャウィティ病院からの要請で新型コロナの抗原検査キット(付加価値税込みで1個70バーツ)を850万個購入する予定だったが、検査精度に問題があるとの指摘があったことから同キットの精度を検査すべく購入を延期したという。
関係筋によれば、同キットの購入に異議を唱えたのは地方医師協会で、同協会は、「GPOは検査キットを品質ではなく、価格で選んだ」と指摘していた。
なお、GPOによれば、同キットのサプライヤーは食品医薬品局(FDA)の承認を得た業者だが、売買契約はまだ締結していないという。