コロナ抗原検査キット 保健省が購入を許可 地方医師協会の反対受け入れず
政府製薬公社(GPO)による中国製新型コロナ抗原検査キット850万個の購入計画に対し、地方医師協会が「品質が問題」と批判していたが、保健省が8月16日、正式許可を強行した。
スラ保健副事務次官は同日、「検査キットの品質は検査で許容範囲内であることが判明した。GPOは購入計画を進め、サプライヤーと売買契約を交わすことができる」と説明。マヒドン大学ラマティボディ病院病理学部のモンコン学部長も、GPOが購入予定の検査キットについて検査を実施したが、保健省食品医薬品局(FDA)が承認している他の検査キットの品質と大差なかったとしているが、国民の間の中国製に対する不信感払拭は難しいようだ。