国営農業農協銀行の行員だった女を横領容疑で逮捕
警察当局はこのほど、バンコクに隣接するノンタブリ県で8月27日、国営農業農協銀行の行員だった女(55)を顧客の口座から約6000万バーツを横領した容疑で逮捕したと発表した。
容疑者の逮捕状は2019年10月に出ていたが、裁判の途中で姿をくらまし、最近になるまで所在がつかめなかった。警察によれば、容疑者は東部チャンタブリ県の支店に勤務していた16年10月-18年3月にかけて顧客の口座から1回につき5万-10万バーツを引き出していたもので、その額は合計6000万バーツを超えるという。
容疑者は犯行が発覚してすぐに警察に出頭して「ギャンブル中毒で金に困っていた」と述べて容疑を認めていたが、裁判が始まると間もなくして姿を消して所在不明となっていた。