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不信任案審議 首相がワクチン入手に不正はないと反論

タイでは首相・閣僚不信任案審議が8月31日にスタートした。ここで野党側は中国シノバック製新型コロナワクチンの入手に絡んで不正があったと指摘したが、プラユット首相はこれに強く反論するとともに、野党側に対し具体的に誰が不正に関与したかを明らかにするよう要求した。

野党議員は諸外国の例から考えられるワクチン購入価格を約20億バーツも上回る予算を政府は承認しており、この差額を誰かが着服したと考えられるなどと批判。これに対し政府製薬公社(GPO)首脳は、「為替レートの変動などの理由で予算を多めに割り当てておく必要があったが、予算は実際の購入価格に応じて執行されており差額は存在せず、差額を得た者もいない」と説明した。なお、不信任案審議は4日間行われる予定。

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