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不敬罪規定改正でタイ貢献党が積極的支持の立場を変更

タイの不敬罪については国内外でさまざまな批判的意見が出ているが、最大野党・タイ貢献党のチョンラナーン党首は11月3日、同党が不敬罪を規定した刑法112条の改正に積極的であるとの見方を否定した。同党首によれば、同党は議会で112条の改正などを議論するための手助けをしているだけで、改正に向けて中心的な役割を果たしているわけではないという。

タイ国内では反政府勢力が不敬罪の存在することに反発して112条の改正あるいは削除を要求しているが、保守派からは不敬罪は必要として改正の動きに反対する意見が出ている。

関係筋によれば、タイ貢献党幹部の1人が先に同党が112条の改正を求めていると発言したが、その直後に同党の事実上の最高実力者とされるタクシン元首相が「112条は問題ではない」と表明。これを受け同党は急きょ改正容認の姿勢を変更したとのことだ。

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