交通安全キャンペーン開始 二輪車の事故防止に重点
警察当局、バンコク都庁、関連NGOによる交通安全キャンペーンが11月10日、開始された。このキャンペーンはとりわけ二輪車の交通事故を減らすことに重点を置いたもので、週明け15日からは大々的に展開される予定だ。
民間団体「飲酒運転撲滅基金」の担当者は、「タイの交通事故の大半は2輪車絡みであり、二輪車事故の約80%で死者が出ている。今年1月からのオートバイ事故の死者は1万926人で、バンコクだけでも686人に上る」と説明している。
なお、タイを含む東南アジアでは経済上の問題から四輪車より2輪車を選ぶ人が多い。