タイ商業・工業・金融合同常任委 今年の経済成長見通しを維持
タイ国内主要産業3団体からなるタイ商業・工業・金融合同常任委員会(JSCCIB)はこのほど、プラス3~4.5%という今年のタイ経済成長見通しを変更しないことを決めたという。新型コロナのオミクロン株の急速な感染拡大が経済に及ぼす影響を懸念する声も出ているが、JSCCIBは政府が感染対策の制限措置を大幅に強化することはなく、また、今年第2四半期(4~6月)には観光業が上向くものと期待しているという。
このほか、タイ当局は過去2年間、新型コロナ問題に立ち向かってきた経験があるため、オミクロン株の感染拡大がタイの観光業に大打撃を与えることはないと考えられるとのことだ。