12月の消費者信頼感数が上昇 入国制限緩和をタイ国民が好感
タイ商工会議所大学(UTCC)は1月13日、昨年12月の消費者信頼感指数が46.2ポイントに上昇したと発表した。これで同指数は4カ月連続の前月比増となった。同指数はUTCCが独自調査に基づいて毎月発表している。
UTCCのタナワット学長は、「昨年11月1日から政府が入国制限を緩和したことで国民が安堵していることなどが指数上昇の要因」と指摘している。
また、新型コロナのオミクロン株の感染拡大が懸念されているが、同学長によれば、UTCCは先に示した今年のタイ経済成長見通し4%の修正は今のところ必要ないと考えているという。