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ベンガルトラを殺して食べた4人が警察に出頭 タイ西部

タイ西部カンチャナブリ県トーンパートゥーム郡で1月9日、何者かがジャングルの中で保護対象のベンガルトラ2頭を殺して肉を焼いて食べた形跡が見つかったことから、関係当局が犯人の特定に向けて捜査を進めていたが、13日になって30代の男4人が警察に出頭してトラを殺したことを認めた。

警察によれば、容疑者4人は家畜を育てて生計を立てていたが、牛などがたびたびベンガルトラに襲われて食べられていたことから、ベンガルトラに殺された牛の死骸でベンガルトラをおびき出し、知り合いから借りた銃でベンガルトラ2頭を殺して皮をはいで肉を焼いて食べたとのことだ。容疑者らによれば、ベンガルトラに殺された牛などの家畜はこの2カ月あまりで20頭ほどにのぼるという。

世界自然保護基金(WWF)などによれば、タイでは西部の保護区内の山岳林にトラが生息している。だが、調査を行うことが困難で正確な生息数は確認されていないが、個体数は少ないとみられているという。

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