選挙連敗の政権党 「有権者とのつながり強化に尽力する」
最大与党・国民国家の力党(PPRP)は先にバンコク9区で行われた下院議員補欠選挙で惨敗したことを受け、次期総選挙に向けて有権者とのつながりを強固なものにすることに最善を尽くす方針を固めた。
PPRPは1月16日に南部のソンクラ6区とチュムポン1区で実施された下院議員補選でも与党・民主党に敗れており、同補選における敗北は3度目となる。
PPRPの新幹事長、サンティ氏は1月31日、「PPRPは有権者に直接会って、彼らが我々に何を望んでいるのかを聞いていく」と述べるとともに、PPRPの相次ぐ敗北について「PPRPとプラユット首相の人気に陰りが出てきたことが原因ではない」と力説した。