サウジアラビア皇太子 年内にタイ訪問予定 関係改善進む
ドーン外相は2月7日、サウジアラビアとの間で2国間協力再開の話がまとまったあと、同国のムハンマド・ビン・サルマン皇太子がタイを訪問する予定だと明らかにした。
2国間協議ではとりわけエネルギーやタイ人労働者の受け入れなどが優先される予定で、外相によれば、皇太子のタイ訪問は今年後半になりそうだという。
タイとサウジアラビアは30年以上前に起きたサウジの外交官殺害やタイ人労働者によるサウジ王族所蔵の宝石窃盗などが未解決だったために2国間関係の悪化が続いていたが、先にプラユット首相がサウジを訪問。ここで2国間関係の修復に向け両国が努力することが合意された。