デング熱蔓延の恐れ 当局者が警告「昼間の蚊に刺されるな」
保健省疾病対策局のオパート局長はこのほど、今年はデング熱が大流行する恐れがあるため、とりわけ昼間に蚊に刺されないよう注意する必要があると国民に呼びかけた。
デング熱は蚊が媒介するウイルス性の熱性・発疹性疾患。同局長によれば、タイではデング熱は昨年と一昨年にあまり流行しなかったことから、今年は大流行する可能性があるという。
デング熱を媒介するネッタイシマカなどは昼間に活発に活動するため、この時間帯に蚊に刺されないよう呼び掛けた。なお、タイでは昨年、1万4000人以上がデング熱に罹患し、うち11人が死亡した。