コロナ禍で物乞いの実入りが大幅減 7000バーツから50バーツへ
社会開発人権保護省社会開発福祉局によれば、バンコクではコロナ禍のため物乞いの収入も大幅に減少しているという。コロナ禍前は人出の多い商業エリアなどでは物乞いは1日に7000バーツほども得ることができたというが、今では1日平均50バーツ程度に激減しているという。
同局のアヌクン局長によれば、物乞いの多くは近隣国からやって来た外国人で、物乞いがタイの法律に違反する行為であることを知らない者も少なくないとのことだ。同局と警察は2015年からこれまでに物乞い6213人を補導したが、このうち2257人が外国人だった。