タイ中部の無人のビルでサル29匹を救出 違法野生動物取引犯のアジトか
中部サラブリ県プラプッタバート郡で2月17日、関係当局が無人のビルを家宅捜索し、ネットや箱に入れられた生きたサル29匹を発見し救出した。警察は違法な野生動物取引を行っているグループがこのビルを野生動物の隠し場所に使っていたものとみている。
警察によれば、このビルの近くを車を運転して通りがかった女性がビルから動物の甲高い鳴き声が聞こえたことから警察に通報し、家宅捜索が行われることになった。また、捕獲中に死んだので捨てられたためか、ビルの外にはサルが1匹死んでいたという。