タイ保健当局が警告 「風邪の症状はデング熱の可能性も」
保健省医療サービス局では、風邪の症状が出た人はデング熱に感染している可能性があるとして、何に感染しているかをはっきりさせるため検査を受けるよう呼び掛けた。
新型コロナウイルス変異株であるのオミクロン株、季節性インフルエンザ、デング熱は感染初期の症状が似通っているため、見分けるのが難しいという。
同局のソムサク局長は、「インフルエンザのような症状が出た人はまず抗原検査を受けてほしい。結果が陽性なら、48時間静養してほしい。仮に症状が悪化するようなら専門家に診断してもらう必要がある」と話している。
なお、デング熱はデング熱ウイルスを持つ蚊に刺されて感染する感染症で、重症化することもあり、その場合、適切な治療を受けないと死亡する可能性がある。