新入生をいじめ殺した上級生32人を送検へ 飲酒強制に加え暴行も タイ東北部
東北部ナコンラチャシマ県でラチャモンコン・イサン工科大学の上級生が新入生の男子学生(19)をいじめ殺したことについて、警察当局は送検を視野に32人の学生の捜査を進めていることを明らかにした。このうち7人は死亡した新入生に無理やり酒を飲ませたり、暴力を振るったりした者であり、残りの25人はいじめのほか、新入生への侮辱的な言動や新型コロナ対策違反の罪に問われている。
なお、3月21日にナコンラチャシマ県シキウ郡のお寺で葬儀が執り行われ死亡した男子学生の遺体が荼毘に付された。ここで卒業生らからの弔慰金40万バーツが大学関係者から被害者学生の父親に手渡された。