王室仏教寺院の公的資金横領容疑で30代の男を逮捕 バンコク
バンコクの王室仏教寺院であるボウォンニウェートウィハーン寺および系列寺院に建物の改修などのために割り当てられた公的資金のうち約1億バーツを横領した容疑でこのほど、30代の男が逮捕された。関係筋によれば、容疑者はボウォンニウェートウィハーン寺の住職(故人)の知り合いで、同住職が昨年12月からチュラロンコン病院に入院して胆嚢がんの治療を受けて今年3月15日に亡くなるまでの間に寺や住職の銀行口座から巨額の資金を引き出していたとのことだ。容疑者は1億9000万バーツあまりを横領していた可能性があるという。
警察はすでに容疑者の家から高級車数台、高級ブランドのバッグなどを証拠物件として押収している。