タイ保健省 タイ旧正月後のコロナ感染拡大を懸念
タイ保健省疾病管理局リスク・コミュニケーション健康行動開発部長のスマニー医師は4月5日、ソンクラン祭後に新型コロナ感染で肺炎になり人工呼吸器を必要とする人が増加する恐れがあるとの見方を示した。
同日時点で肺に炎症が起きている新型コロナ患者は1962人で、うち781人が人工呼吸器を装着している。同医師によれば、新型コロナの患者は増加傾向にあり、ソンクラン祭後にはさらに増加することが予想されるという。
4月13日のタイ旧正月を祝うソンクラン祭はタイで最も盛大に祝われるお祭りで、多くの人が帰省するため人の移動、人と人の接触の機会が増加。これが新型コロナの新たな感染拡大につながると懸念されている。