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地方医師会 交通費負担で高齢者のワクチン接種促進訴える

ソンクラン祭で人の移動と接触が増えて新型コロナの感染者が増加すると予想されることから、重症化リスクの高い高齢者へのワクチン接種を急ぐべきとの声がある中、地方医師協会(RDS)はこのほど、接種会場に出かける高齢者に交通費を支給するとのアイデアを支持すると発表した。これは、国立マヒドン大学に付属するラマティボディ病院の医学部地域医療学科のウィチット医師が提唱しているもので、政府は交通費として約10億バーツを拠出すべきとしている。

同医師は、「政府は接種1回につき1人に交通費500バーツを支給すべきであり、2回接種で交通費は1人合計1000バーツ。ワクチン未接種の高齢者の約半数に交通費を支給してワクチンを打ってもらうと合計10億バーツほどかかるが、感染した高齢者の治療費より少なくて済む」と説明している。

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