荷台のキャベツに隠れていたミャンマー人密入国者14人を逮捕
ミャンマーと国境を接する西部ターク県からの報道によれば、同県ポププラ郡で4月27日、警察がピックアップトラックの荷台に山積みになったキャベツの中に隠れていたミャンマー人14人を密入国の容疑で、また、トラックの運転手2人と同乗者1人のタイ人計3人を密入国ほう助などの容疑で逮捕した。
ピックアップトラック2台の荷台は周りが鉄格子状の柵で仕切られ、大量のキャベツが積まれていたが、キャベツの山の中心部には人が入れるスペースが設けられ、ここに密入国のミャンマー人たちが汗だくになって隠れていた。
警察や軍が道路で検問を行っていたところにまず最初のピックアップトラックが、しばらくして2台目が通りがかったもので、最初のトラックで悪巧みが露見。タイ人を含め全員が逮捕されることになった。
警察によれば、運転手2人はそれぞれ6000バーツで雇われ、また、ミャンマー人たちは密入国とタイでの職業紹介の手数料としてブローカーに1人当たり3万バーツを渡していた。