ミャンマーのカジノでタイ人300人が売春を強要か

ミャンマーのカジノから逃げ出してきたというタイ人女性（25）が４月28日に警察に出頭して訴えたところによれば、西部ターク県のタイ・ミャンマー国境に近いミャンマー領内のカジノで約300人のタイ人女性が売春を強要されているという。

この女性は今年初めにあるネットアイドルがネット上でライブ配信を行い、ミャンマーで広報などの仕事、セックスなどとは無関係の仕事があるとして求人を呼びかけたことから、これに応募してミャンマーのカジノに行ってみると、「売春をしろ。それがいやなら２万5000バーツ払え」と言われ、体を売らざるを得ない状況に追い込まれたという。そのカジノには同じような境遇のタイ人女性が300人ほどいたとのことだ。

タイ当局は逃げ出してきた女性からさらに詳しい聞き取りを行った後に対応を決める方針だ。