チュアン元民主党党首 党首復帰を否定
与党第2党・民主党はプリン副党首(当時)がセクハラ絡みで訴えられたことから潔白を主張しながらも責任をとる形で同職を辞任。だが、その後も複数の女性が同氏をセクハラや強制性交で訴え、党のイメージが大きく損なわれる事態となっている。
このため、清廉なイメージのあるチュアン元党首(下院議長)の党首復帰を望む声も出ているが、同氏(83)は5月2日、党首に戻るつもりはないと明言するとともに、チュリン現党首(副首相兼商務相)に今後も党首を任せたいとの考えを示した。
チュリン氏も現時点で党首を辞することは無責任だとして、党首の座にとどまり党が直面する問題に立ち向かう意向を示している。