新バンコク都知事が主要政策の概要発表 洪水と交通事故対策など
5月22日のバンコク都知事選で最多票を獲得して当選を確実にしたチャチャート氏(無所属)は23日朝のテレビ番組でバンコク都を運営するための主要な政策の概要を説明した。
それによると、都庁職員にはチャチャート氏の打ち出す都政運営方針をよく理解してもらうことが必要であり、また、洪水と交通事故の問題に取り組み、都民の日々の生活に直結する問題の解決に努力する必要があるという。同氏は、「洪水は都民のほとんどが心配している大きな問題だが、危ない横断歩道が存在することも都民を悩まし続けている。大気汚染問題も忘れてはならない」としている。
なお、バンコク都庁が発表した都知事選における各候補の獲得票数(非公式)は以下の通り。チャチャート氏(無所属)138万6215票(過去最多票)、スチャートウィー氏(与党・民主党)25万4647票、ウィロート氏(野党・前進党)25万3851票、サコンティー氏(無所属)23万455票、アサウィン前都知事(無所属)21万4692票、ロサナ氏(無所属)7万8993票、シタ氏(野党・タイサーンタイ党)7万3720票など。