日本料理店チェーンでの詐欺事件 被害者1万人、被害額1億B超か
日本料理店チェーン「だるま寿司」が最近になって突然営業を停止し、投資した人やサプライヤーなど数百人が警察に詐欺被害に遭ったと訴える事態となっているが、警察庁中央捜査局(CIB)のチラポップ局長は6月21日、この事件の被害者が1万人ほどおり、被害額も1億バーツを超えるとの見通しを示した。
同局長によれば、この事件は警察庁の消費者保護課が担当しているが、同課を通じて、同チェーンの運営会社の社長の逮捕状が請求される見通し。この社長は6月16日、タイ国外に逃亡したとされている。同局長は、「社長は1人で出国しており、ドバイに向かったとみられているが、最終的な目的地がどこなのかは不明」と話している。