違法パブ火災で責任を追及されたタイ内相が「私に責任はない」
タイ東部チョンブリ県サタヒープ郡のパブで火災が発生して15人が死亡し、38人が重軽傷を負ったことについて、アヌポン内相は8月8日、議会での審議において、ワンチャイ上院議員が「問題を起こしたパブ(火元のパブ)に営業許可を付与した地方当局をアヌポン内相は監督する立場にあり、内務省は責任逃れできない」と指摘したのに対し、「責任をとるべきは地方当局」と述べて反論した。
同議員はさらに、「営業を許可した職員はあなた(内相)の監督下にある者たちであり、(パブ火災が起きたことが)あなたとは無関係とは言い切れない」と食い下がったが、内相は、「営業許可を出す権限は地方当局にあり、私は直接管轄していない。管轄しているのは県知事だ」と突っぱねた。