洪水により野菜価格が上昇　タイ商業省が監視強化

タイ商務省国内取引局のウドム局長は10月23日、タイ国内各地が洪水に見舞われ、農業に影響が及んでいるため、同局では野菜の小売価格上昇に目を光らせており、価格を抑制する措置も講ずる予定だと説明した。

洪水により野菜の品質が低下したり、価格が上昇したりする問題が起きているという。そのため、国内取引局では各都県の商業事務所に対し、野菜価格の変動に注意するとともに、公正な値段で十分な野菜を消費者に提供するよう求めているとのことだ。

なお、近年日本でも認知度が高まっているパクチー（コリアンダー）は１キロ140－150バーツと約４割値上がりしており、ネギも１キロ当たり約80バーツだったものが150－160バーツに値上がりしている。