タイ公共タクシー協会 乗車料金の大幅値上げを要求
タイ公共タクシー協会のサディット会長は、タイの空の表玄関、スワンナプーム空港でタクシー不足が問題となっていることから、この解決方法として料金を値上げしてタクシー運転手の収入を増やす必要があると訴えた。
コロナ禍前にはタクシー約9000台がスワンナプーム空港に乗り入れるための登録を行っていたが、現在空港に乗り入れているタクシーは半数以下になっているという。これは運転手の手取りが減少して車両を返却せざるを得なかったり、転職を余儀なくされたりしているためとのことだ。
同会長によれば、空港に乗り入れるタクシーを以前のように増やすためにはタクシーの最低料金を現在の35バーツから40バーツに引き上げたり、10キロメートルまで1キロメートル当たりの料金を現在の5.5バーツから8バーツに引き上げたり、サービスチャージを現在の50バーツから80バーツに引き上げたりする必要があるという。