特殊詐欺関連で中国人逮捕 ミャンマーのコールセンターで労働強要
タイ警察当局が、バンコク都バンケン区で、特殊詐欺にかかわっていた容疑でボクシングプロモーターの中国人の男(33)を逮捕した。同容疑者はパタヤにあるボクシングジムのオーナーで、警察が特殊詐欺に関与した疑いで行方を追っていた中国人、タイ人、マレーシア人、フィリピン人、ミャンマー人19人のうちの1人という。
警察によれば、インターネットに広告を出し、応募してきた者をミャンマーに送り込み、特殊詐欺のコールセンターで強制的に働かせていたとのこと。ここでは1日12時間働かされ、ノルマを達成できないと体罰を受け、また、1人当たり5万バーツを払わないと解放してもらえなかったという。