パタヤの中国人誘拐事件 新たに容疑者2人を逮捕
タイ東部チョンブリ県パタヤで起きた中国人実業家誘拐事件で、地元警察は11月22日、容疑者の中国人の男2人を逮捕した。実業家(40)は誘拐され、犯人側から3500万バーツの身代金の要求があったもので、パタヤ刑事裁判所の逮捕状発布に伴い、このほど容疑者2人が捕らえられた。2人は取り調べに対し、容疑を認めるとともに、特殊詐欺で得た利益を巡って実業家との間でトラブルがあったと自供したという。
実業家は犯人らに拷問され、指を切断されたりしたが、10月31日に自力で逃げ出し、その後の警察の捜査で、監禁されていた場所で実業家を縛ったロープや切断された指などが発見されている。