狂犬病ワクチンの接種がスタート 来年1月31日まで実施
チャルムチャイ農相によれば、農業省畜産開発局が、犬と猫を対象とした無料の狂犬病ワクチン接種を開始した。これは政府から国民への新年の贈り物の一環であり、来年1月31日まで続けられる予定。同局のソムチュアン局長によれば、接種を受けられる医療機関が同局のホームページに掲載されているので確認してほしいとのことだ。
狂犬病は狂犬病ウイルスを持つ犬、猫、コウモリなどに噛まれたりすることで人に感染する。発症すると致死率はほぼ100%だが、発症前にワクチンを接種することで発症・死亡を防ぐことができる。 東南アジアではいまだに多くの感染例が報告されている国があるものの、タイでは近年、以前に比べて感染例が大幅に減少しており、タイ当局は2025年の狂犬病撲滅を目指している。