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在フィンランド・タイ大使館 ベリー摘み取り出稼ぎに警鐘

在フィンランド・タイ大使館はこのほど、ブルーベリーなどの摘み取りをするためにタイ人がフィンランドに出稼ぎに来てもさまざまな費用を支払う必要があって借金を抱えてしまう恐れがあると警告した。

求人広告では、労賃が高いため大金を持ち帰ることができるなどと紹介されている。しかし、飛行機代、ビザ費用、宿泊費などを差し引く必要があり、ベリーの摘み取りをするためにフィンランドにやって来ることは採算がとれないことが多々あるという。このため、タイ大使館は、フィンランドに来る前に、ベリーの摘み取りで得られる報酬と諸経費をしっかり計算し、足が出ないかを確認する必要があるとしている。なお、北欧ではベリーの収穫時期は7月中旬から10月初めまでの12週程度。昨年も数千人に及ぶタイ人が「高報酬」との広告に惹かれてフィンランドやスウェーデンに出稼ぎにやって来たが、その多くが低賃金や過酷な労働条件に失望して帰国することになったとのことだ。

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