ドイツ人男性 崖から飛び降りて死亡 タイ南部の国立公園
タイ南部クラビ県で1月21日夕方、国立公園内でドイツ人男性(31)がレーンジャーの目の前で崖から飛び降り、22日午前1時ごろ捜索隊によって男性の遺体が発見、回収される出来事があった。警察ではうつ状態による自殺とみている。
関係筋によれば、公園事務所に男性の父親と名乗る人物から「うつ状態の息子が国立公園に入ったらしいので探してほしい」との電話があったので入園者リストを調べてみると、男性が21日午前11時12分に公園に入ったことが確認された。すぐにレーンジャーたちが捜索に出かけ、午後5時半ごろに男性を発見。男性の同意を得て一緒に事務所に戻る途中、男性が突然崖から飛び降りたという。
その後、レーンジャーは警察に通報するとともに捜索を要請。数時間後に男性は遺体で見つかり、22日午前6時ごろに検視のためクラビ病院に遺体が運び込まれた。男性が飛び降りた場所は、海抜500メートルあまりの山地で、アドベンチャー好きの観光客に人気の場所。