カオサン通りのナイトクラブで警備員が外国人客に暴行
バンコク都内カオサン通りはアジアを旅するバックパッカーの人気エリアとして世界的に知られているが、ここにあるナイトクラブで警備員の男が客の外国人男性の顔面を平手でたたくなどして傷害の罪に問われることになった。暴行の様子は通行人が撮影してネット上に投稿。その動画は大勢の人に閲覧された。
警察によれば、2月25日午前2時ごろ、ナイトクラブの従業員が警備員にボトル入りの飲料水を盗んだ客がいると知らせ、警備員が外国人の男性を見つけて詰問。男性は「無料だと思った」と弁解したが、意思の疎通に問題があり警備員が激高して男性の顔面を平手打ちしたり、手錠をかけたりしたという。この警備員は重大な契約違反があったとしてナイトクラブを解雇された。