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民主党元党首 総選挙を前に離党者続く可能性に言及

伝統的に南部で人気のある与党第2党・民主党については、最近の選挙の結果などから人気に陰りがみられると指摘されているが、首相経験者で元同党党首のチュアン下院議長はこのほど、「人気低下が気がかりではあるものの、南部で民主党の人気が地に落ちることはない」と明言した。

民主党から議員が離れており、今後さらに多くの議員が離党する可能性があるとみられているが、チュアン議長によれば、チュリン党首(副首相兼商務相)を嫌っていることが原因ではなく、本当の理由は民主党に在籍していたのでは総選挙で当選を勝ち取ることができないのではないかという恐怖心とのことだ。

民主党を離れた議員の中には、他党から2億バーツの資金提供の話があったため、離党を決意したという者もいるという。下院解散後、政党を移籍して総選挙に出馬することが可能になるため、引き抜き合戦がさらに激化することが確実視されている。

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