男児誘拐は母親の狂言 本当の父親は高齢の買春客
バンコクの西隣ナコンパトム県バンレーン郡で先ごろ、若い夫婦が「生後8カ月の息子が2月5日に家から誰かに誘拐された」として犯人に息子を返してほしいと呼びかける出来事があったが、地元警察は27日、母親(17)が「誘拐されたのではなく、抱いていた息子を誤って床に落として死なせてしまった」と認めたことを発表した。
母親はパニック状態になって息子の遺体をターチーン川に投げ捨ててしまったという。川は増水していて流れも速く、今のところ遺体は見つかっていない。
また、先週はこの母親に売春を強要したとして父親(19)が逮捕されたが、警察によるDNA鑑定の結果、売春相手の高齢男性が死んだ男児の本当の父親であることが判明している。