タイ北部で過去5カ月間に覚醒剤6200万錠押収
タイ警察当局はこのほど、今年度初めからの5カ月間(昨年10月~今年2月)にタイ北部での麻薬取り締まりで6200万錠に及ぶ覚醒剤を押収したと発表した。北部は隣国からタイに違法薬物を持ち込むための主要なルートとなっていて麻薬の密輸も比較的頻繁に摘発されている。
警察によれば、最近では3月2日にチェンライ県メーチャン郡で600万錠の覚醒剤を押収したという。これは、「チェンマイ県とチェンライ県のナンバープレートを付けたピックアップトラック2台が大量の覚醒剤を運搬する」という協力者からの情報提供に伴うもの。警察はそのうち1台のトラックから600万錠の覚醒剤を押収することに成功したが、もう1台には逃げられ、のちに乗り捨てられているのを発見した。