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プラユット首相 総選挙に出馬か 25日に判明

総選挙が5月14日投開票で実施されることになったが、ここに来てプラユット首相が出馬するか否かに政界観測筋や学識経験者の関心が集まっている。議員資格取得は政治的影響力を残すことなどが目的と考えられるが、出馬するなら小選挙区ではなく比例代表の可能性が高いとみられている。

プラユット首相は前回の2019年総選挙では立候補せずに下院議員資格を得ないまま国民国家の力党(PPRP)の候補者として首相選に出て首相に選ばれた。このため、これまでPPRPの党員でも下院議員でもないままプラユット氏は首相を務めてきた。ただ、仮に所属政党であるタイ団結立国党(UTN)が規定議席(25議席)を獲得して首相に指名された場合、プラユット氏は法規定により2年後にそのポストを失うことになる。憲法裁判所によれば、同一人物が首相を務めることができる期間は最長8年で、プラユット氏の場合はすでに6年首相を務めているためだ。そのため政治的影響力温存のため議員資格を取得するのではないかとの見方が強まっている。

UTNは25日に小選挙区と比例代表の立候補者名を発表する予定であり、これでプラユット氏が総選挙に出馬するか否かがはっきりする。

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