タイの高齢者 「老後は娘に世話してもらいたい」が最多
タイ正月の4月13日は人々が帰省して両親や祖父母などに感謝の意を示すのが慣習となっており、「高齢者の日」に設定されているが、この日にちなんでタイ国立開発行政大学院大学(NIDA)が実施した調査の結果が発表された。調査は3月14~17日にかけて実施され、全国の60歳以上の1310人が回答した。
「老後は誰の世話になりたいか」との質問では、53.1%が「家族」、41.9%が「官営の老人ホームなどの政府系施設」、3.6%が「寺院、基金、NGO」、1.5%が「民間団体」と回答した。
また、「家族の世話になりたい」と回答した人を対象に「家族の誰の世話になりたいか」と質問したところ、約36%が「長女か次女」、23.9%が「長男か次男」、19.1%が「子ども全員」と答えた。