偽金塊詐欺容疑で中国人6人を逮捕 過去にインドネシアで犯行
首都圏警察によれば、バンコク都パトゥムワン区で4月24日、ニセモノの金塊を売りつけた詐欺の容疑で中国人の男6人を逮捕するとともに偽金塊、本物の金のシート、タイ国内にある複数の華僑協会の会員名簿、キャッシュカード12枚、携帯電話12台などを証拠品として押収した。
警察によれば、過去にインドネシアで特殊詐欺を働いていたこれら容疑者は名簿から裕福そうな中国系タイ人をピックアップして電話をして言葉巧みに家に入り込み、本物の金製品をサンプルとして渡して信用させていた。そのあとで偽金塊を売りつけて代金を受け取って姿をくらますという詐欺を繰り返していた。
被害者の1人、中国系タイ人が50万バーツを騙し取られたと警察に届け出たことから警察が捜査を開始し、容疑者逮捕につながった。容疑者らはインドネシアで特殊詐欺をしていたことは認めているが、偽金塊詐欺については全面的に否認している。