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連続毒殺事件容疑者の元夫である警察官を逮捕後に保釈

スラチェート警察庁副長官は5月4日、サラーラット容疑者による連続毒殺事件の捜査過程で同容疑者と同じところからシアン化物(青酸カリに代表される毒物)を購入した女優がいることを確認しており、週明けの8日か9日にこの女優から聞き取りを行う予定だと明らかにした。

同容疑者がどこからシアン化物を購入したかは明らかになっており、シアン化物の購入者リストに容疑者以外にある女優の名前が記載されていたという。このため、警察はどのような目的でシアン化物を購入したかなどを女優に質問する考えだ。また、警察はこのシアン化物販売は合法か、また工業省工場局の職員が販売に関与していたかなどもチェックする予定という。警察は捜査によって容疑者がシアン化物を飲料水や食べ物に混ぜてこれまでに計15人に摂取させて14人を殺害したが、うち1人は処置が速かったため死を免れたと説明している。

一方、サラーラット容疑者の元夫の元警察官が3日に公文書偽造・行使などの容疑で逮捕されたが、ナコンパトム地方裁判所はこのほど、サラーラット容疑者によるとされる連続殺人への元夫の関与を示す証拠が存在しないことから、保証金10万バーツ、電子監視ブレスレット着用を条件に保釈を許可した。

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