シアン化物の輸入 警察が当局者と協議へ
サラーラット容疑者がシアン化物を使って10数人を殺害したとされる事件で、スラチェート警察庁副長官は5月8日、警察が工場局局長を招いてシアン化物輸入について協議する予定だと述べた。工場局によれば、現在14社に合計で年間80トンまでのシアン化物の輸入が許可されているという。
同容疑者はネット通販でシアン化物を購入したとされており、また、警察の捜査で同じサプライヤーから女優がシアン化物を購入していたことが判明し、マスコミで大きく取り上げられた。この事件では、容疑者に計15人が毒を盛られて14人が死亡したとされるが、スラチェート警察庁副長官によれば、今のところ新たな犠牲者や容疑は確認されていないという。