児童権利保護活動家の元上院議員が実は違法労働を児童に強要
スラチェート警察庁副長官は5月24日、児童の権利保護活動で知られたモントリ元上院議員(65)、その妻(61)、同元議員らが運営している中部サムットソンクラム県の児童保護基金について年少者に違法な労働を強いていたなどの容疑で警察が捜査を行っていることを明らかにした。
警察はこれまでに関係者100人以上から聞き取りを行い、同元議員と基金に関連する資金の流れなどを捜査。その結果、同元議員らがこれまでに30人以上の子どもたちを公定最低賃金を下回る労賃で宿泊施設で働かせ、また、これらの子どもたちに暴力を振るっていた可能性が明らかになったという。